夢を見た
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昨日は暑かったからか、いつもより二、三時間ばかり早くに目が覚めました。
午前一時を廻ってまもなくの事ですから流石に起き出すには早すぎると、無理に寝たのです。
その無理に寝たのが宜しくなかったらしく、久しぶりに夢を見ました。
大変気持ちの悪い夢です。
一晩たった今でも思い出す。
思い出すと胃の辺りがじくりとする、そんな夢をみました。
桜の咲く時分に、両親と食事に行こうという事になりまして、父親が遅れてくるというので母と何か和菓子か何かを出す店の座敷で時間を潰しておりましたら、見知らぬ老婆が話しかけてくる。
親しいというよりは狎れ狎れしさを感じて不快になっていた所、私のバックから断りもなく唐突に財布を取り出し開けようとする。
取り返そうとするのですが、相手は中を見るだけなのだからいいじゃないかと言い張って渡さない。
白髪の老婆なのですが、まるで小学生が他人のフデバコの中身を無理に見ようとするような言動で、こちらもムキになる。返せ、嫌だの引っ張り合いです。
そのうちに段々と言葉尻のほうも鋭くなって参ります。
その老婆に対してもともと良い印象を持っておりませんから、ついには盗むつもりであると決め付けてしまう。
双方座っておりますから、財布が相手の手にあるというだけでとって逃げたのでも懐にして己が物であると言い張るわけでもない。
あくまでも手にした当人は見たいだけだと、主張している。
それなのに盗む心算であると相手を詰り、ついには泥棒と声を荒げてしまう。
叫びながらも、実際に盗む心算であるかどうか明らかではないのに人を盗人呼ばわりしているのですから、疚しい気持ちになる。
行動は常識を逸してはおりますが、真実財布の中身が見たいだけなのかもしれない。
それを疑って、罪人の汚名を着せるのは如何なものだろうと嫌な気持ちです。
しかし、大声を立ててしまったものですから、店の者が飛んでくる。
老婆は財布を離して逃げ去ってしまいます。
これだけでも随分嫌な心持になる夢なのですが、その後がいけない。
書いてすっきりしてしまおうと書き始めたのですが、私が見たまま感じたままに書いたものを果たして公共の場に出してもいいものやらと迷います。
この後場が転じて二幕あります。
父との待ち合わせ場所に向かう自動車での出来事と、料理屋と。
自動車の方は運転中に多量の桜の花弁が車内に入り込んでくる。
その量が尋常ではないのと、花弁の色が異様に紅いというだけで然したる事はありません。
レンタカーなのに、ドアを開けたら溢れるほど花弁まみれのまま返却してしまったのを良心がとがめるといった事はありましたが、後に起きた出来事に比べれば些細なものです。
これ以後の出来事を書いては見たのですが、書きながら気分が悪くなってしまいました。
なんともグロテスクで、皆様のお目にかけるのは如何なものかと削除いたしました。
掻い摘んで申しますと、料理屋で先の老婆に再会します。
再会は致しますが、老婆は生きてはおりませんでした。
奇怪な料理が出されるのですが、それは私の嗜好に合致するらしく絶賛しながら美味しく頂くのです。
私は素材が何であるかを知っているます。
料理が供された段階で、それと察しているのです。
しかし、何の気負いも呵責もなく、只の料理の一皿として舌鼓をうつのです。
食べ進むうちに、夢の中の私と夢を見ている私とが分離して夢を見ている私はその状況に耐え切れず、どうしようもない胸のむかつきと共に目が覚めました。
午前一時を廻ってまもなくの事ですから流石に起き出すには早すぎると、無理に寝たのです。
その無理に寝たのが宜しくなかったらしく、久しぶりに夢を見ました。
大変気持ちの悪い夢です。
一晩たった今でも思い出す。
思い出すと胃の辺りがじくりとする、そんな夢をみました。
桜の咲く時分に、両親と食事に行こうという事になりまして、父親が遅れてくるというので母と何か和菓子か何かを出す店の座敷で時間を潰しておりましたら、見知らぬ老婆が話しかけてくる。
親しいというよりは狎れ狎れしさを感じて不快になっていた所、私のバックから断りもなく唐突に財布を取り出し開けようとする。
取り返そうとするのですが、相手は中を見るだけなのだからいいじゃないかと言い張って渡さない。
白髪の老婆なのですが、まるで小学生が他人のフデバコの中身を無理に見ようとするような言動で、こちらもムキになる。返せ、嫌だの引っ張り合いです。
そのうちに段々と言葉尻のほうも鋭くなって参ります。
その老婆に対してもともと良い印象を持っておりませんから、ついには盗むつもりであると決め付けてしまう。
双方座っておりますから、財布が相手の手にあるというだけでとって逃げたのでも懐にして己が物であると言い張るわけでもない。
あくまでも手にした当人は見たいだけだと、主張している。
それなのに盗む心算であると相手を詰り、ついには泥棒と声を荒げてしまう。
叫びながらも、実際に盗む心算であるかどうか明らかではないのに人を盗人呼ばわりしているのですから、疚しい気持ちになる。
行動は常識を逸してはおりますが、真実財布の中身が見たいだけなのかもしれない。
それを疑って、罪人の汚名を着せるのは如何なものだろうと嫌な気持ちです。
しかし、大声を立ててしまったものですから、店の者が飛んでくる。
老婆は財布を離して逃げ去ってしまいます。
これだけでも随分嫌な心持になる夢なのですが、その後がいけない。
書いてすっきりしてしまおうと書き始めたのですが、私が見たまま感じたままに書いたものを果たして公共の場に出してもいいものやらと迷います。
この後場が転じて二幕あります。
父との待ち合わせ場所に向かう自動車での出来事と、料理屋と。
自動車の方は運転中に多量の桜の花弁が車内に入り込んでくる。
その量が尋常ではないのと、花弁の色が異様に紅いというだけで然したる事はありません。
レンタカーなのに、ドアを開けたら溢れるほど花弁まみれのまま返却してしまったのを良心がとがめるといった事はありましたが、後に起きた出来事に比べれば些細なものです。
これ以後の出来事を書いては見たのですが、書きながら気分が悪くなってしまいました。
なんともグロテスクで、皆様のお目にかけるのは如何なものかと削除いたしました。
掻い摘んで申しますと、料理屋で先の老婆に再会します。
再会は致しますが、老婆は生きてはおりませんでした。
奇怪な料理が出されるのですが、それは私の嗜好に合致するらしく絶賛しながら美味しく頂くのです。
私は素材が何であるかを知っているます。
料理が供された段階で、それと察しているのです。
しかし、何の気負いも呵責もなく、只の料理の一皿として舌鼓をうつのです。
食べ進むうちに、夢の中の私と夢を見ている私とが分離して夢を見ている私はその状況に耐え切れず、どうしようもない胸のむかつきと共に目が覚めました。

