花よりもなほ

テレビスポットのキャッチフレーズは「仇討ちエンターテイメント」。そう聞いて思い出すのは『SAMUEAI FICTION』ですが、『花よりもなほ』はもう少し落ち着いた感じ。
笑わす所は笑わすけれども、しんみりする所はしんみりさせる。メリハリがいい。
笑えるのだけれども、画面の多くは静か。

舞台はボロボロの貧乏長屋。赤穂浪士の潜伏先の一つ。
あのセット、あちこち歪んでいて作るの大変だったろうな〜。
先の割れたGペンで描いたような長屋に住む人々の悲喜交々を仇討ちを主軸に描く。
主人公は赤穂ではなく信州松本出の仇もち。剣術師範の家に生まれるも、只管弱い。

基本的に画面の多くは汚い長屋に占領されているのだけれど、その対比で折々入るキメゴマ的なカットが良く映える。
暗褐色中心の中、鳥居や格子、暖簾等の赤が強く印象に残る。



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