うそうそ

しゃばけシリーズの第五弾。若旦那旅に出て子供の八つ当たりを受ける。
長編の若旦那は短編のときよりモラトリアムっぷりが濃く出ていて柔らかい。
前向きに思い悩みそこそこな所で現実と折り合いをつける姿が清々しいです。

箱根に湯治に出かけるので長崎屋のレギュラー妖怪の姿があまり見えません。
屏風覗き好きなんで、ちょっと残念。
手代二人もちょっと影が薄め。その分松之助がきっちり過保護なのが微笑ましい。

<<畠中恵『うそうそ』新潮社2006>>

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