高慢と偏見(上)

11冊目。田舎の資産家のお嬢さんがいかにして名家のツンデレ君と引っ付いたかというお話。
上巻の真ん中まで主役がジェーンだとおもってました。そしてビングリーをジェーンとダーシーとで取り合っているのかと…泥沼昼の奥様劇場みたいになるんだとばっかり。
上巻のダーシー君は兎に角可愛いです。
トゲトゲしていて高飛車な人見知り。
限りなく上から目線。
プロポーズの長台詞は喝采モノにジコチュウ。
同年代の子と接しないで育った一人っ子の五歳児が始めてオトモダチの中に放り込まれましたとか、生まれて初めて他の猫と出会った飼い猫(成猫)とかそんな感じ。

ジェーンとエリザベス以外の女性キャラクタが話し出すと兎に角長い上に何を言っているのかてんで解らない。文字を目で追うのが精一杯。目を凝らさないとどんどんすべる。凝らしてみたところでこの人は今興奮状態にあって喜んでいるんだなとか、相手に何かを要求していいるんだなとかがおぼろげに伝わるだけなので、斜めに読むのとたいして変わりはない。彼女らの台詞が要領よく簡潔だったら格段にページ数が減っていると思う。
オバサン達の会話ってそうだよな〜とそんな所に感心してしまいました。


<<ジェーン・オースティン (富田彬)『高慢と偏見〈上〉 (岩波文庫)』 岩波書店 1994>>


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