後巷説百物語



08’の7冊目は、『続巷説百物語』が余りにも切なかったので気になって仕方がなくなった『後巷説百物語』。
一白翁と名乗るようになった百介が、維新後に若人達に自分の体験談(ちょみっと誤魔化しあり)をする。
百介目線で語られる思ひ出の切ない事切ない事切ない事・・・
続巷説の「老人火」を読んでなかったら、そんなこともないのかもしれないけれど、たぶん差っ引いても切ない気がする。
章毎の前振り若人座談会を除いた全てのシーンで、絶えず「老人火」のラストシーンが頭をちらつく訳です。切ないよう。
風鈴を吊るべたのは、小夜さんなのか翁なのか気になる所です。

<<京極夏彦後巷説百物語 (Kwai books)』角川書店 2003>>

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