削除ボーイズ0326
二冊目。起きた出来事を3分26秒間削除できる機械を手に入れた小学生のお話。
SF版さわやか三組(でも小学生なのに皆擦れている)。主人公主観なのですが、小六とはいえこんなに冷静に自分を客観視できる小学生は嫌だなとうっすらと思いつつ、ついつい引き込まれてしまう。
台詞回しの所為なのか少年漫画を読んでいる気分。キャラクタが立っているので読みやすい。そして、皆擦れているのに可愛らしい。
ディフォルメ度が高いし、大人びている気もするけれど、どのキャラもああーこんな子学年に一人はいたわ〜って部分がある。
車椅子じゃないハルが強烈に可愛い。バカ犬っぽくていい。睫長いんだって。車椅子ハルとのギャップもいい。デキスギ君風からいっきに馬鹿大将に。本人がボスなのかと思いきや何気なくボスがグッチっぽいとこもいい。
グッチとコウモリ兄さんの微妙な雰囲気もいい。兄弟の間って、身内だけど絶えず緊張していてピリピリしてるもんじゃないですか。家はそうなんですよ、物心付いた時から。一緒に暮らしてないんで今は盆暮れだけだけれど、あーこんな感じって。
いきなり死に掛けたりするとテンパって、愛してるぞが全開になりつつ側には付いていない所なんかもね。兄弟だなって思います。
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