高い窓

先月か先々月に読んだ小説に「フィリップ・マーロウを気取り」といったような揶揄が出てきたので気になってフィリップ・マーロウのお話を読んでみた。
盗まれたコインを探してくれと依頼されたのだけれど、結局のところ何を依頼されたのか良く判らない私立探偵が殺人事件に巻き込まれるお話。

マーロウ氏は幾つ位なのだろう。
読み始める前は勝手に三十後半から四十前半と決め付けていたけれど、思いの外若いらしい感じ。作中幾度か若いといわれている箇所が。
言動と地の文に頑張って経験豊富さアピールをしてみたり、世慣れた感じを出そうとしてみたり、そういった気概が感じられるので、十代後半〜二十代前半なのではないかと思えてくる。
頑張っているボクちゃんの気配が薄っすら。
これで38歳(42歳を超えていると尚好し)以上だったらめっさ可愛いおっさんなんだけどな。

<<レイモンド・チャンドラー(清水俊二)『高い窓 (ハヤカワ・ミステリ文庫)』早川書房1988>>

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