暗夜を渉る

ジェッシイ署長は本当に敏腕なのか気になって仕方がなかったので、ジェッシイ・ストーンシリーズの一作目を読んでみました。
秘められた貌』ではあまり気付けなかった署長の魅力満載です。
妻の不倫と離婚が原因でアル中、ソレが元で退職勧告→都落ちなセンチメンタルジャーニー真っ只中ということもあってか、時折口走ったり独白したりするステキ台詞が印象的。
"さよなら、ハリウッドよ、さよならといってくれ、マイ・ベイビィ”とか。唐突にステキ台詞スイッチがはいるらしい。

署長は1作目で34〜5歳。
ジェシーおいたんと同じ黒髪でしたが短く刈っている。
序に夜学で大学教育を受けたらしい。

秘められた貌』を読んだときに勝手にシリーズ初期はヒーリイと合同捜査とかしていたんだろうなと思っていましたが彼は1作目からチョコチョコ署長のオフィスに顔を出してはコーヒーだのスコッチだのを飲んでゆく人という位置でした。

スーツケースは28歳。
射撃練習で新任署長の腕前に見とれているところをドーナツで餌付けされ、ニックネームの謎解きでパシリ決定。いいようにこき使われるつつ訓練されるワンコの道へ。
一作目からボスの危機には真夜中でも真っ先に一番乗りで駆けつけるワンコvv(この件のスーツはやたらとかっこいい)
スーツケースは高校の先生が付けたのか…ちょっと残念。

ジェッシイの口調が「〜なのだ」になるところもツボの要因の一つらしい。そして疑問系も「〜なのか?」ではなく「〜なのだ?」
やたらと豪そうに「〜なのだ」で自信満々に断定する署長と「〜なんだ」と断定しているのか確認しているのかイマイチ判らないワカゾー君の会話に萌えるわけですよ。
あとスーツケースのジェシイに対する二人称が時折「あんた」だったりするのも萌える。

暗夜を渉る―ジェッシイ・ストーン・シリーズ (ハヤカワ・ミステリ文庫)

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