『猫語の教科書』

相変わらず猫本に癒され中。
猫が書いた子猫向けの人間と暮らす為の指南書をポール・ギャリコが編集したという体裁の猫視点の本。
文庫版のカバー見返しの著者紹介もきちんと猫、著者近影も猫、という辺りが心憎い。巻末にはきちんとギャリコの紹介もありますが。

猫たるもの如何様にして僕たる人間を躾けて快適生活を営むか、雌猫のやや同性に厳しい目線で語られる。
訳文の女性的な文章が絶妙。
あのしなやかで優美なそして時に愛嬌溢れる生き物にぜひ躾けて欲しくなってしまう。
楽しいだろうな、猫と暮らして、猫振り回される生活。
猫アレルギーもちは生の猫と暮らせないので文字情報で妄想するのです。

文章も面白いが、猫写真(モノクロ)も良い。
タイプライターを打つ姿や、親子、仔猫。
添えられるコメントも心和む。

<<ポール・ギャリコ(灰島かり訳)『猫語の教科書』筑摩書房1998年 ちくま文庫>>

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