炎天狂言

狂言を見てきました。
観測史上最も暑い敬老の日に。
屋外で。

演目は「盆山」と「梟山伏」
「びょうびょう」とか「ずかずかずか」とか生で見てきました。
気楽な解説付。
雷さんの実演があって嬉しい。
「ひか〜り、ごろごろごろ」って所だけやってくれた。

神社の神楽殿で行われたので、下は敷き詰められた白い砂利。
上は見事な見事な青空。
ああ、芝居の初めは野良でやっていたから芝居なんだねとか思いながら。
十一時〜十二時の一時間。
照りつける太陽。
流れる汗。

耳から白っぽいゲル状物質が出てきました。
人体って不思議。

『スペイン読本』

バルセロナ五輪開催が決定した頃に出版されたスペインの本。
1930年から1983年に出版されたエッセイ等から15編を抄出。
うち11編は旅行記や文化に関するもの、残り四篇はスペイン戦争について。

殆ど随筆や紀行文を読まないので、歴史書で読んだのと同じ時期の出来事が回想として語られているのがとても不思議な感じがする。
学者の目を通さない過去があるんだなぁと、今更ながらに思い知る。

<<日本ペンクラブ編 逢坂剛選 『スペイン読本』福武書店 1987年>>

拭う

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口を拭ったところで、過去が消えるわけでなし。
そんなことは分かっているのだけれど、でもね。

気温の所為でしょうか

暑くなったり涼しくなったり忙しい所為でしょうか、のべつ幕なしに小腹が好いて仕方がありません。
唐突にホワイトチョコレートが食べたくなったり、ドーナツが食べたくなったり、カールが食べたくなったりします。
先日一キロ分の材料でパウンドケーキを焼いたのですが、半分お裾分けしてしまったことを意地汚くも後悔してみたり。

困るのは、食事の支度をしているときに空腹感が強いとつい濃い目の味付けにしてしまうこと。
全体のバランスを考えずに重いものを作るので何皿も濃い目の味付けが並ぶと自分で作ったのにブルーになります。
箸休めの小鉢でさえ逃げ場なく塩辛い。


何が必要なんだろう

ネタはあるのに形にならない。
というか、オチはあるのに出だしが解らない。
懊悩してます。
掌編を描くのに、どのくらい何を説明すればいいか解らなくなってます。
途中からは絵が見えているのですが、出だしがまったくの白紙。
無理やり作っても、なんだか説明臭くて嫌だなとかうじうじと。
いっそ見えているところだけ描く不親切設計でとか思ったり。
一コマ目でシチュエーションを伝えきる、というのに憧れます。

「バッパーが奮発してドミではなくて久しぶりに個室に泊っちゃいました。」
というのを伝えたいわけなんですが、ただ単にホテルに来た人になってしまう。
何が足りないんだろう。
2000円の宿(ユースホステルガイド)かなぁ
うーん。
冒頭に会話を持ってこようかな〜
説明臭いなぁ

『闇の奥』

イギリス人の船乗りがフランスの貿易会社に雇われて、コンゴの奥地まで象牙仕入れの代理人を迎えに行く話。ヨーロッパ人がアフリカに飲み込まれて右往左往。
マーロウ氏が船上で友人たちに人生で一番衝撃的な出来事を只管独白する、という形式。甲板で語っているわけなのだけれど、兎に角長い。どれだけ早口で捲し立ててもきっと夜が明けるし、喉はガラガラのワシワシになるよ。ということが読みながら気になって仕方がありませんでした。

そこここに、最近では慎重に回避されてめっきり見かけることがなくなった表現がそこここに現れていて、吃驚します。
物語の舞台となっている時代だったり原作が書かれた時代だったり、あるいは翻訳された時代だったり、そういうことが生々しく出ているなと。

<<コンラッド(中野好夫訳)『闇の奥』岩波書店 1958>>

『アパルーサの決闘』

西部劇。
父親がウエスタン映画好きなのでBS2で放映しているときなどは結構一緒に見たものでしたが、活字は初めて。
文章が乾いていて、台風9号接近中の湿度の高さとのギャップに戸惑う。
乾いた文章は好き。湿っているのも中途半端でなければ好き。

保安官助手の一人称でちょっと壊れ気味の保安官(ヴァージル・コール)を語る。
銃のお仕事をする人目線なので、やたらと人の立ち位置が細かい。そういう人物の描写の仕方はカッコいいなとこのごろ思う。

ワンマン社長的に好き放題するコールを俺が唯一の理解者なのさとせっせと世話しつつ、最終的には「彼がヴァージル・コールだから」で片付ける助手君が好き。

しかし、一番のツボはコール。
いい塩梅にオレサマ至上主義。
八つ当たりで一般市民に暴行しといて助手に謝罪させたり、セクハラ発言かましといてやり返されたら怒り出す。
取敢えず面倒なことは全て助手任せ。
単語リストでお勉強してもムツカシゲな言葉はあらかたいい間違えるか米国士官学校卒の助手に訊く。

唇薄そうとか、表情筋があまり動かないだろうなとか、そんな妄想。
目尻にカラスの足跡は必須で。

エヴェレット(助手)とコールの年の差ってどのくらいなのだろう。七つか八つは離れていたらいいな。

<<ロバート・B・パーカー(山本博訳)『アパルーサの決闘 (ハヤカワ・ノヴェルズ)』早川書房 2007>>

「舞台美術の世界」展

庭園美術館に行ってきました。
現在「舞台美術の世界」展開催中。
ロシアバレエの舞台と衣装のデザイン画等を展示してます。

勝手に舞台装置に関する展示中心なのだろうと思い込んで(期待して)行ったのですが、衣装中心でした。
舞台装置云々はデザイン画がほんの数点。
そして衣装現物が数点。
あとはごっそり衣装のデザイン画とバレエの版画。
この衣装のデザイン画が生々しくて凄かった。
目から涎が出そうなくらい。

踊るための美しい肉体を包んで、踊らして表現するための布を考えるんだもんそりゃ楽しかろうさ。
しかも舞台ごとごっそりとトータルで作れるんだもん楽しかろうさ。

解説にその衣装が使われた演目の荒筋が添えてあって、バレエなんぞ「くるみ割り人形」と「白鳥の湖」がすべてな身には大助かり。
筋が解らなくても、十分眼福なデザイン画なんですが役所が解るといっそう楽しい。

ブルーベリー07’

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今年の収穫のほぼ全て。
朝夕に摘み取って、冷凍保存。
二株で約500g。

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