いろは双六屋 明烏

17冊目はなんとなく手に取った時代物。訳ありの人のばかり世話する口入れ屋の若旦那・伊之助が、泥酔状態で遭遇した医者の殺害死体遺棄事件を嗅ぎ回りつつ仕事先を世話した人の面倒も見ているうちに思いのほかオオゴトに・・・というおはなし。
六道慧ってSFだったかオカルトだったかホラーだったか書いてませんでしたっけ?ジュヴナイルの人というイメージでした。時代物、かいてたんですね〜。
ママが怖くて友人宅でこっそり盆栽を育てる同心とか、自称噺家を目指す幇間とか、何でも察して腕っ節の強い元武士とか、天邪鬼な噺家とか、面白い人たち満載。
有楽師匠と浜吉の追いかけっこのくだりは笑い転げました。
途中に入る吉原観光ツアーは、○○殺人事件に大抵あるご当地観光シーン(やたらと詳細)みたい。登場人物目線なので歴史散歩関連の本よりもイメージが掴みやすくてお買い得。
<<六道慧『いろは双六屋 明烏』徳間書店2006>>


